今、帰りの飛行機中です。
ついにイタリア遠征が終わってしまいます。
残すところ、あと10時間程。この飛行機が成田空港に到着することは、また日本の地を踏むことを意味します。いや、帰りたくないってことではないし、以前のように帰国する時に(訪問地を去ることへの)何とも言えない寂しさを感じることはないのですが、嗚呼、また日常が始まるんだなーと思うと、どうも手放しでは喜べませんねぇ。
そういや、今回は哀愁は感じませんね、たしかに。いつもは「楽しい思い出をありがとう。今後はいつ来られるかわからないけれど、またね!」という思いが募るのだけど、イタリアについては、きっと近いうちにまた来るだろうからと自分でも感じているんでしょうね。現金なもんです(笑) 「Good-bye」じゃなくて、「Bye for now」なんだな。<懐かしいよね、この歌!
さて、昨日は帰りが遅かったので、二日分まとめて。
旅程が終盤に差し掛かって体の疲れがピークに来ていたので、起床は遅めに。本来は10時過ぎにホテルを出て、街中をプラプラし、11時15分のミラノ中央駅発の電車でNovaraへ向かう予定だったのだけど、午前中にチーム練習があるとの情報を頂いて、見られるものなら行くかと、予定を繰り上げて出発。9時半前にホテルを出て、ミラノ中央駅コンコースにある両替所で換金(レートが超悪くて最悪!)、地下鉄のCentrale FS駅まで走って飛び乗り、Porte Garibaldi Passante駅まで移動。10時01発のNovara行きS6線を使う予定で、寒いのに汗びっしゃりになりながら急いだのですが、ん、時刻表を見ると、その時間にS6線なんてない。。。もう一度、調べた情報を見直すと、10時01分にRogoredo駅発であって、P.Garibaldi Passanteは10時17分の出発なのでした。んーもう、もっとゆっくりできたのに!と自分に悪態をつきながら、Novaraまで移動したのでした。

△思った以上に拓けていたNovara
Novaraに着いてみると、都会っぷりにびっくり。
すみません、もっと田舎かと思っていたので、予想以上の拓けっぷりに驚いてしまったのでした。到着後は一路、体育館へ。ケータイ万歩計を信用する限りでは、2.8kmほどあるようです。地図で調べると2.4kmほどなので、ちょっと多めには出ていますが、歩いてたっぷり30分。まあ、おおよそそんなものなのでしょう。体育館に着くと、時刻は12時に差し掛かろうかという頃。誰かに聞こうにもそこらに人影はなく、中に入ろうにもどのドアも開いていないので、もはや諦め状態。周辺を何度も行き来しているうちに練習が終わってしまったようで、選手がバラバラと出てきました。真っ先に出てきたのがLogan。そこらに駐めてあった車に乗って、どこぞへ走り去って行きました。
一通りの選手が出てきたのを見送って、Novara中心部まで来た道を逆戻り。体育館前にはマクドナルドがありましたが、進めば進むほどにお店が見つからなくなります。レストランを探しましたが、イマイチ見つからず、中心部にほど近いところで落ち着いて食べられそうなバールを見つけ、ようやく遅めの昼食(フォカッチャ)にありついたのでした。
一休みした後は、ざざっとNovara市街を観光。
観光スポットと言ってもいくつもあるわけではなく、2~3時間もあれば十分に一回りできてしまいます。見所は、やはりRoman wallやDuomoでしょうか。また、観光スポットがほぼすべて街の中心部にあるため、そこをぐるぐると回っていると、知らぬ間に街の構造が自然と頭の中に入ってきます。全体的にこじんまりとまとまっているものの、必要最低限のものは揃う感じで、街の治安も悪くはなさそうです。目抜き通りがしっかりあって、いろいろなブランドのお店が軒並み揃っていますし、とても住みやすそうです。Milanoまで最速で40分、片道€4.2。マルペンサ空港とを繋ぐバスも出ているはずですし、条件は悪くないですヨ。



△紅葉が美しかった公園(上段左)、街中数ヶ所にステーションがあり、市民が無料で使える自転車(上段右)
△古城やDuomo等、観光名所もほとんど街の中心部に集中(中段)
△目抜き通り(下段左)、目抜き通りへの入り口にあるRoman wall(下段右)
16時半頃、体育館へ向けて再び移動開始。
チケット売り出しは18時半からとのことで、併設されたマクドナルドで早めの晩ご飯を取りつつ、疲れた足を休ませます。ちょっと大げさに出ているような気がしてならない件の万歩計を信じれば、この時点で20kmオーバーです。そりゃ、疲れますわ。。。
18時半過ぎにようやくチケットが売り出し開始。Tribuna 1はNovaraサイドのベンチ裏席なのか、空席はゼロ(たぶんSubscriptionで押さえちゃってるんでしょうね)。やむなく向かい側のTribuna 4にしましたが、いざ試合が始まってみると、客席はガラガラ。平日故に入りが悪いのかもしれませんね。一方で、来ている客層は、地元の方が老若男女を問わず来ている感じで、子連れで観に来ている家族の姿も。子どもがNovaraのサポーターズTシャツを身につけて、大喜びしている姿を見て、笑みがこぼれずにはいられなかったのでした。日本だと、子どもがバレーをやっていてバレー部で観に来るか、親が観たいから連れてくるケースか、そんなところだろうと思います。「地域密着」、この言葉の持つ意味はやはり大きく深く重いですね。

△Asystel Volley Novaraのホーム会場となるSporting Palace Novara
ちなみに、私もTシャツ、ゲットしておきました。サポーターズクラブに入らないといけないようだったので、それにも加入。スタッフに英語を話せる人がいて、「後でNakadaに聞いてみるか」なんて言ってましたっけ。日本人が来るのは久美さんがいるからだと思っている節がありましたが、No、No。値段は€15。選手の番号入りだと+€5ですが、1週間後に引き渡しだと言われて諦めました。
ゲームは定刻通りにスタート。
時間の関係で私は第3セットまでしか観られず、帰る時は後ろ髪が引かれるだろうなぁという懸念があったのですが、そんな心配は無用。あっさり負けてしまいました(苦笑)

△試合開始前の選手たち
Novaraは出だしから守備がボロボロ。前回のVilla Cortese戦から何も変わっていません。リベロのSirressiが不安定で、サーブで狙われてはAキャッチが返らないシーンが目に付きました。また、Loganも狙われて崩れるケースがそこそこあったでしょうか。第2セットではFlierが集中砲火を浴びてサーブポイントを与えてしまい、Barcelliniに替えられてしまう一幕も。

△必死にボールを繋ぐものの。。。Siressi、いささか不安定<好きな選手なだけに、観ているのが辛い(^^;
セッター・Kilirovaは乱れたキャッチに翻弄されて、速攻を封じられてなかなかに苦しそうでした。オープンに上げる時にちょっと大きすぎる気がするんですよねぇ。もちろんトスを後ろ目に上げるようにはしているのでしが、相手ブロッカーに十分にタイミングを計られて、効果的なスパイクに繋がりません。
ブロックも序盤はめちゃくちゃでしたね。MBがどっちに跳ぼうか迷ってしまっていて、2枚ブロックにすらならない状態。仮に跳べてもタイミングが遅すぎて、ワンタッチすら狙えないのでした。ブロックがザルになっている分、苦労しているのはレシーバー。中途半端なブロックでコースが大きくずれてしまって失点に繋がるシーン、抜けてくるコースを特定し切れずにあと少しで拾い損なうシーンが目に付きました。また、イージーボールへの対処ができていないのも問題。せっかく上がったのにみんなでお見合いして、ど真ん中にポトリ。たしか前戦でも同じことがありましたし、もはやもったいないの一言では済まされないと思います。
「あれだけのメンバーが揃っているのに」、その一言が喉まで出かかります。いや、逆に、そうだからこそチームがびちっと締まらないのかなとも思いましたね。どのプレーヤーも、各チームではエースクラスの人材ばかり。いわば、攻撃に専念していればいいわけで、自分から率先して拾いに行く、繋ぎに行くという姿勢が足りないのかなぁとも思ったんです。トッププレーヤーに失礼だろうというお叱りはごもっともでしょう。でもねぇ、そうでも言わないと何とも納得がいかないんですよねー。
しかし、不調にあえぐNovaraも第3セットに入ると、少しずつ復調の兆しを見せ始めます。
しっかりブロックに跳んで、しっかり拾い、攻撃に繋がるという好循環が生まれ始めます。これぞNovara!と思わせてくれるダイナミックなプレーがようやく見られました。終盤に差し掛かろうかというところでの連続のブロックポイント、いやぁ、めっちゃ気持ちよかったです。が、要所でのサーブミス(LoganやFlierが特に目立ったかな)が流れを断ち切ってしまい、なかなか自分たちのリズムに巻き込むことができません。結果、ストレート負け。第3セットで見せてくれたようなプレーが初めからできれば、もっと善戦できると思うのですよね。無念です。
ちなみに、対戦相手のJesiでは、Rinieriが非常に良いプレーを見せていました。Novaraは徹底的に彼女をサーブで崩そうとするのですが、これがまったく崩れない。攻撃面でも非常に安定していて、さすが元・Azzurre。彼女の安定感がチームのリズムを作るのに大きく貢献しているのは間違いなさそうです。いやぁ、本当にすごい!


△ブロックが締まり、攻撃へと転じることができるようになるが。。。(上段)
△Rinieriを中心に手堅いプレーを見せたJesi(下段)
崩れた時の締め役と言えば、中田久美さんですが、実はまだイタリアに戻ってきていないとのこと。
グラチャンが終わってずいぶんと経ちますが、どこで何をなさっているのでしょうか。。。早く戻ってきて、チームに活を入れてください!
ゲーム後は、各選手とも、ファンとの交流を自由に行っていました。
この辺のフランクさも日本とは大違いですね。ファンサービスに対して面倒くさそうにする選手はいませんし、みんな楽しそうに振る舞っています。それに甘えて、Maggi、Barcelliniに写真を一緒に撮ってもらいました。Maggiとのショットは、カメラのセッティングがゲーム時のままになっていて、あとで見てみたら真っ暗(号泣) 無理矢理に持ち上げてみようと思いますが、きっとノイズバリバリなんだろうなぁ。嗚呼、ショック。。。ショックついでに言えば、今回は徹底的にFlierを逃してしまったのでした。いや、また次の機会があるさ!

試合がとっとと終わったにも関わらず、そうこうしているうちにちょうどEstimated departure timeな22時15分になったので、小雨が降る中、体育館を後にして一路、駅へ。疲れた足に鞭を打って相当急いだのか(笑)、何と30分かからずに着いてしまい、22時46分発のRogoredo行きS6線に乗れそうだったのですが、時刻表を見てみると、23時03分発のミラノ中央駅行きの電車と着時刻がほとんど変わらないため、見送ることに。急いで歩いたのに、結局は待合室で時間を潰すことになってしまったのでした(笑)
あとはのんびり電車に乗って、23時45分にミラノ中央駅に到着。ホテルへ戻るも、入り口のドアが閉まっていて開かないので、近くにあったインターホンを押してレセプションを叩き起こし、入れてもらいました。朝出かける時に「今日は帰りが遅くなります。24時間、ドアは開いていますよね?」と聞いたら、「Si」って言ってたのに。。。インターホンもわかりにくいところにあるので、もっとハッキリ「閉まっていたらココを押せ!」くらい書いて欲しかったです。そもそも、初めて着いた日も、21時過ぎにはドアが施錠されていて、(まだレセプションに人がいたので)ドアをノックして開けてもらいましたけど、イタリアは全般的に夜が遅いんだから、早く閉めるのは勘弁して頂きたいものです。
荷物のパッキングをしているうちに不覚にも寝落ちしてしまい、就寝は最終的に1時半なり。
イタリア滞在最終日は移動・帰国するだけ。
朝は6時半に起床。
荷物の最終パッキング(空港で若干増えるだろうと見越して、ガイドブック等々要らないものはすべてラゲッジに移動 / 最終的にお土産等を含めて、ラゲッジは出発時の14lg + 3kgでした)を済ませ、ホテルをチェックアウトしたのが8時過ぎ。ミラノ中央駅脇の広場からLinate空港行きのシャトルバス(8時20分発)を使い、30分ほどで空港に到着しました。
あとはチェックインカウンターで手続きを済ませるだけ。荷物は同日乗り換えのため、自動的に成田まで転送されますから、経由地であるローマで拾う必要がありません。これは便利っすねぇ(^^) Linate空港で余った時間を潰そうと本屋に入ると、イタリアのバレー雑誌が目に飛び込んできたので、思わず購入。隣にあったHeninが表紙のテニス雑誌にも手を伸ばしました。イタリア語は読めませんが、単語でなーんとなーく10%くらいはわかりますし、帰ってからのお勉強の材料にします。

△一番左側は、前日に会場で配っていた「噂」の冊子
ローマへは1時間と少し。
フライト時間で言えば、たった50分です。席が1Aと最前列だったので、キャビンクルーが仕事をする様子がよく見えましたし、スタッフが出入りする時にコックピット内も覗けました。機種はAirBus A320だったと思いますが、格好いいですなぁ。スロットルにスイッチやノブがいっぱい付いている計器盤、そして、パイロットがシートから出てくる時にシートが自動でスライドするアクションに「萌え」状態になってしまいました。見とれている姿をクルーに見られていたらしく、彼女と目が合うとニッコリ微笑んでいました。ああいうのにはやっぱりロマンを感じるもんだろー、ねぇ!?
ローマでは、乗り継ぎに際しての再セキュリティチェックは不要、パスポートコントロールもあっさり終わって、国内線の乗り継ぎと何ら変わらない感じでした。乗り継ぎ時間が3時間弱あるはずでしたが、ミラノ - ローマ便が少し押したのと、空港内のターミナル移動に思いの外に時間がかかってしまい(Gate Bからgate Gまで徒歩で11分と表示がありましたっけ)、Gate Gに着いてから昼ご飯代わりにマフィンを買ったり、免税店で最後の買い物を済ませていると(この免税店、Burberyのものが置いてなかった!!! さすがはイタリア)、実は幾ばくも残らなかったのでした。買い物は Gate Gに来る前に済ませるが吉ですね。このGateにはろくなお店がありません。。。

△Gate Gへは自動運転のモノレールで移動(左)、閉まっている店も見受けられるGate G(右)
そして、最終行程・成田行きの飛行機に搭乗。
搭乗ゲート付近にイタリア人がいたので、「英語」で話しかけてみました。彼女の1st tripだそう。私もItaliaは初めてだよと伝えると、突然立ち上がり、やや興奮気味に「印象はどうだった???」と。もちろん「とーっても良かったよ!」との返事に安心したようでしたが、自国が周囲からどう思われているか、気になっているんですね。「世界を知る」から「自国を知る」こともありますからね。至極当然のことかもしれません。
しかし、彼女の英語は聞きやすかったなぁ。英語がひどく訛っているイタリア人が多くて、聞き取るのに苦労しました。私自身がアメリカ東海岸基準になってしまっていて、英語圏の国ならまだしも、非英語圏での速いのにはとても対応できません。ホテルマンの「Thirteen」には泣かされましたもん。英語が母国語に近くなれば、自然と自然言語予測で補完して理解できちゃうんでしょうね。
そうそう、彼女、日本では英語が通じないだろうからと、標識のコピーをいろいろと持っていましたっけ。思わず笑っちゃったけど、みんな、そうやって不安を抱きつつも楽しみに来ているんだよね。東京、成田、日光に行くって言ってたかな、Have a good trip!

△11時間オーバーのフライトも食っちゃ寝していれば、あっという間
あとは寝て、ご飯を二回食べて、気が付けば日本です。週末を挟んで、すぐに日常が始まってしまいます。まあ、次回行くためにも日々頑張らなきゃいけませんよね。
今回、初の欧州、初のイタリアでしたが、非常に楽しかったです。必ずやまた、それも近いうちに。私はそれまでにイタリア語を少しでも勉強しなきゃネ。
Thanks to all the people have a relationship with me before / durring the trip. Grazie!!!
飛行機はちょうどモスクワを過ぎたあたり。Jet lagを起こさないためにも寝ましょうかね。写真の整理は、帰国してからゆっくりと。今週末は日本のVリーグの開幕ですが、ごめんなさい、今季はもうガッツリとは観に行くつもりはないので、テレビでちろっと見て終わりにします。会場には、Umm、近場で2~3回ってところかな。

△買ってきたお土産
■11月25日の出費(€42.1)
ベッドメイキングチップ €1
メトロ €1
駅の自販機 €0.7
バール €4
マクドナルド €6.4
観戦チケット €12
サポーターズクラブ 会費 €15
駅の自販機 €2
■11月26日の出費(€98)
ベッドメイキングチップ €1
シャトルバス €5
本屋 €7.5
お土産(レオナルド・ダ・ヴィンチ空港内) €17.7
お土産(レオナルド・ダ・ヴィンチ空港内) €62.9
フードコート €3.9
■総計
現金準備額 €510 + €50.15
支払額 €558.08(内クレジット支払額 €130.6)
現金残額 €132.67
雑損益 €0
おっと、ぴったり勘定が合いました♪ 日本で事前に支払った航空券代金と宿泊費用で13万ほどだったので、すべて込み込みで20万強でしょうか。まあ、ちょっとかかったけど、一週間出かけたことを思えば、決して悪い数字じゃないか。
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